アケビを使った料理を紹介します。アケビを使った料理には、挽肉と一緒に蒸したり油で揚げたりするもの、きざんだミョウガやシソの実などと一緒に浸けこんだものなどがあります。
アケビを使った料理を紹介しましょう。あと20日もあれば今年も美味しいアケビアケビがどっさり取れることでしょう。今はまだ今年のアケビは熟していないので、去年とったアケビで拵えた料理をお見せします。
アケビ料理 その1 詰め物
アケビの実を食べた後の皮を綺麗に洗って湯がきます。
アケビの皮にはかなり癖というかアクがありますから、気になる方は少し長い時間をかけて煮ればいいと思います。
でも、あんまり煮過ぎてしまうとアケビの皮を食べているのか、味気ないこんにゃくをかじっているのか区別がつかなくなるので程々に。
他の山菜もそうですが山の幸にはどうしてもアクがつきもので、私のようにしょっちゅう食べているとアクのエグさが一番のごちそうになってしまいます。
アクのないアケビなんて、クリープを入れないコーヒーのようなものですね(この文句今ではほとんど廃れてしまったか)。
また、水に打たせ過ぎてもアケビのうまさは抜けて行ってしまいますね。
実は写真のアケビは水に晒し過ぎてぶよぶよになってしまいました。
このアケビの皮に塩コショウで炒めたひき肉を押しこんで蒸らせば出来上がりです。
私は大まくらい(大食漢)なので写真のように挽肉がはみ出てしまっいますが、みなさんはもう少しスマートにお召し上がりくださいね^^。
油で揚げても美味しいですよ。
アケビ料理 その2 シソの実入り漬物
これぞ究極のアケビ料理ではないでしょうか。
湯がいたアケビの皮に、麹・きざみミョウガ・シソの実を混ぜ合わせたものを詰め込み、軽く重しをして少し付け込みます。
これはほんとうに美味いです。
塩味がすでに付いているのですが、血圧がなんともない方なら醤油をタチッタチッと2滴加えて食べてみてください。
奥さまに叱られても私は責任が持てませんが、酒がかなり進むでしょう。
醤油はあくまでもタチッタチッの2滴でお願いします。
アケビの上から掛けるとアケビのアクの美味さがどこかへ飛んで行ってしましますから。